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絵地図物語

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絵地図物語

 昨年の区民まつりで、ひょんなことから地産地消ブースのデザインをぷかぷかがやることになり、それと合わせて地産地消サポート店の絵地図を描くことになりました。

 ひょんなことというのは、区民まつりの地産地消キャンペーンの予算の最終打ち合わせの席でした。ぷかぷかに依頼のあったおから300パックの値段は6万円、区の方は10万円用意していました。差額は4万円。ここで黙っていればなにも起こらなかったのですが、

「あの、その4万円で地産地消ブースのデザインとキャンペーンのチラシのデザインをやらせてもらえませんか?」

という提案をしました。ほんの「思いつき」です。ブースのデザインなんて、考えてみれば結構大変ですが、養護学校の教員をやっている頃、文化祭などでこのテのデザインは数え切れないくらいやっていたので、まぁなんとかなるだろうと思っていました。

 今から考えると、このときの「思いつき」のひとことからこの絵地図の「物語」が始まりました。

 突然の提案で、区の方も即答ができず、検討します、ということでその日は終わりました。2,3日たってから、ブースとチラシのデザインをぷかぷかに任せたい、という連絡がありました。ぷかぷかがふだんから作り出しているものを見ての判断だったと思います。たとえば下の写真のようなもの。ぷかぷかに任せればこんなおもしろいものを作るんじゃないか、と。

画像の説明

 最初は地産地消キャンペーンのチラシに地場野菜を積極的に取り入れている地産地消サポート店のお店の情報を入れて欲しいという依頼があり、テキストデータが送られてきました。お店の名前、中華とかイタリアンなどの品目、電話番号、住所などです。これを見ても、

「あ、行ってみようかな」

っていう気持ちにならないので、絵地図を描くことにしました。絵地図の中にはお店の絵を入れます。それだけでなく、シェフの似顔絵を入れようと思いました。似顔絵を入れることで、絵地図の雰囲気がグンとあたたかいものになります。ちょっと行ってみようかな、という気にもなります。似顔絵師の平本さんと一軒一軒回って似顔絵を描きました。

 ところがチラシにはその似顔絵を入れるスペースがなく、区役所としてはA1サイズのパネルを用意するので、そこに絵地図を貼って欲しいということでした。で、A1サイズの絵地図を描いたのですが、せっかく描いた似顔絵が小さくなってしまい、なんかもったいない気がして、テントの横の壁面に張り出すことにしました。横3.6m、縦2mの大きな紙の紙がベースです。これなら似顔絵の原画がそのまま貼れます。そうしてできあがったのが今回の絵地図です。

 さぁ、物語の始まりです。

お〜い みんなおいで〜!


こんなおじさんの作る料理は絶対においしい


今日も似顔絵を描きに行きました


地産地消のチラシとブース


カボチャの骨格


地産地消サポート店マップ完成


2015年緑区民まつり地産地消ブース


緑区役所のロビーの壁に


絵地図がパネル張りに

 
 これが「絵地図物語」です。差額4万円から始まった物語です。

 あの大きな絵地図が区役所に張り出されることで生み出される効果ってなんでしょう。区役所にやってきた人たちは絵地図の前で足を止め、クフって笑います。ふっと心が安らぎます。心があたたまります。癒やされます。「あっ、あのお店に行ってみようかな」ってうきうきした気分になります。
 そんなふうに、障がいのある人たちの描いた絵が、その前を通る人たちの心をあたたかくする、というのは、ここから社会が少しずつやわらかくなっていく、ということです。お互いが気持ちよく生きていける社会に、ここから変わっていく、ということです。

 そういったことを考えると、4万円が生み出したものの価値は計り知れません。

 本当に楽しい仕事でした。緑区役所のみなさん、本当にありがとうございました。

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